| Home | 瞑想対話集:目次 |
| 現象がこの世に顕現する以前に、無意識の世界ですでに影響を受けているという話の
後で。 |
|
| 先生 | 無意識へ影響を与える向こうは向こうで変化しているのですから、そんな簡単なものではないのです。 自分ひとりで一生懸命座れば、なんとかなるだろうというけれどもならないのです。 自分の努力で座ったからどうの、滝に入ったからどうのなんてことはないのです。 皆、自分がころっと変われると思っている。 変われるはずがない。 変われるならば、わたしだってもっと楽になっています。 今になってみれば、どの神様だって、行をしている間、家に泥棒がはいらないとか、 火事にならないとか、子供が怪我をしないとか、そんな些細なことをしてくださって いるに過ぎないのだとわかります。 あとは、生かされていて、流れのまま。 願いなんてけちな願いです。 人間が一番心配することは、次に何をするかということです。 ちゃんと帰って、仕事 ができますようにとか、そんなことなのです。 ですから、そんなことは何も考えられないような、一瞬のうちに滝に入って、自分を みつめるのです。 気にかかる些細なことは、神様にお願いしておいて、自分をもっと大きな次元から眺められればいい。 変えたいといってもそう簡単に変えられるものじゃないのだから、滞ることなく、流 れていく自分の姿を見つめられればいいのです。 |
| N | そのまま受け入れることができるということが力なのですね。 |
| 先生 | でも、生かされたまま生きるということは大変なことです。 みんなそれに抵抗して、何かになりたくている。 この苦しい人生は何のために選んだのか。 選んだも何も、自分のなかにそういうものが無意識のなかからでてきて、それを自分 で感じているべきなのだろうな。 だれが選んだわけでもない。 自分で選んだから致し方ない。 歩き始めた自分を感じたら、誰が選んだわけでもない。 自分が歩いているのだから、仕様がないと思って、歩き続ける以外ないのです。 |