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 受け入れる

現象がこの世に顕現する以前に、無意識の世界ですでに影響を受けているという話の 後で。

先生 無意識へ影響を与える向こうは向こうで変化しているのですから、そんな簡単なものではないのです。
自分ひとりで一生懸命座れば、なんとかなるだろうというけれどもならないのです。
自分の努力で座ったからどうの、滝に入ったからどうのなんてことはないのです。
皆、自分がころっと変われると思っている。
変われるはずがない。
変われるならば、わたしだってもっと楽になっています。
今になってみれば、どの神様だって、行をしている間、家に泥棒がはいらないとか、 火事にならないとか、子供が怪我をしないとか、そんな些細なことをしてくださって いるに過ぎないのだとわかります。
あとは、生かされていて、流れのまま。
願いなんてけちな願いです。
人間が一番心配することは、次に何をするかということです。
ちゃんと帰って、仕事 ができますようにとか、そんなことなのです。
ですから、そんなことは何も考えられないような、一瞬のうちに滝に入って、自分を みつめるのです。
気にかかる些細なことは、神様にお願いしておいて、自分をもっと大きな次元から眺められればいい。
変えたいといってもそう簡単に変えられるものじゃないのだから、滞ることなく、流 れていく自分の姿を見つめられればいいのです。
そのまま受け入れることができるということが力なのですね。
先生 でも、生かされたまま生きるということは大変なことです。
みんなそれに抵抗して、何かになりたくている。
この苦しい人生は何のために選んだのか。
選んだも何も、自分のなかにそういうものが無意識のなかからでてきて、それを自分 で感じているべきなのだろうな。
だれが選んだわけでもない。
自分で選んだから致し方ない。
歩き始めた自分を感じたら、誰が選んだわけでもない。
自分が歩いているのだから、仕様がないと思って、歩き続ける以外ないのです。


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