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 遠くをみる

先生 瞑想のとき,目を点にするといいます。それは結果として,目が点になつたのです。目を点にしておかないと、脳が動くのです。だから、最初からそういう状態にするということで目を点にすると教えているのです。
こんな文章があります。「火をみつめよ。次第に視野を遠く、全体のなかに炎をいれる。やがて、炎は脳裏へとうつる。目を閉じ、闇のなかに炎のみをみる」
先生 意識が広大化してきたことがわかります。 だんだん遠ざけていって、炎が頭のなかに映るということは、私がAとBにわけて、意識がBに移行すると、遠くのあれは自分なのだと解釈するようになるということと同じです。
「遠くから思いをたぐりよせる目になった」
先生 遠いところから思いをたぐりよせるというのは、心理学的なところでいったら、潜在意識から顕在意識にのぼってくることをいっているのです。
目は遠くに、宙をみるように転じているだけなのです。
ものを見たりするときは、目が動いて目に力がはいりますけれど、そういう作業をいっさい止めるということかとわかってくるのです。
深いところから引き上げるということは、隠されたところ、見えないところのものを顕在化するということなのだとわかってきます。
本当にあったのか、それとも夢なのか、自分が願望をもっているからそういう思いを描いているのか、そういう定かでないようにことも思いだします。
今の思考を止めてしまうことが大切なのです。そうすれば、隠されていたものがみえてきます。
現実では遠くをみようとすると、近寄っていきます。でも、意識のなかでは、それを理解するには遠くに離れて、全体を認識しないと、いつの頃で、何かという考えがでてこないのです。





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