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 自分を育てる

生徒 H君が、子供のころ弱虫だった自分を思い出したそうです。
佐藤 普段、理性とか知性とかが大切という社会のなかで生活をしていると、そういう自分を忘れてしまうのです。
知性をつけて、大きなことをすればこの世がうまくいくと考えることが心得ちがいなのです。
何をしても結果が思わぬ状態になり、不幸と感じるのは、そういう本当の自分をしらないからです。
理性や知性という鎧兜を脱いだ、裸の自分がわかったならば、それを育てていかなくてはならないのです。
裸の自分をどのようにみていったらいいのか、それが行です。
裸の自分をみたとき、だからこうしていたのかという弁解ではなくて、ああ、かわいいものだ、自分の無垢の姿というのはこうであったか。
はやく成長するように、その人間の成長をお願いすれば、方向性はでてきます。
それが、自分で自分を成長させるということです。

2001年11月17日



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