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 生地は変わらない

先生 生れて来た地(じ)は変わらないとわたしの先生はおっしゃった。
その時、愕然としたというか、えっと思いました。
殻が破れたのだねと言われた時も、えっという思いがしたのだけれども、地は変わらないと言われた時も、えっ、わたしはこのままですか。馬鹿は馬鹿。駄目な奴は駄目な奴かというふうに、わたしはすごく愕然としました。何とも言えない思いをもちました。
そういわれたら、みんなは行をやっていきますか?
そう言われても、そんな言葉くらいでは行を続けようという心は消えません。それでは、その心に灯を灯せばいいのです。
人が何と言おうと、まだ飛べないのか、まだ悟れないのかと、誰になんといわれようと、ここに来たいのだという心をしっかりつかんで、それに灯を灯せばいい。
わたしの先生もそんな急いで悟らなくても、結構、この世は楽しいのだよとおっしゃった。
変わるとか、合一するとか、悟るとかいうことを、みんなすごく、勘違いというか、違うように取っているのではないでしょうか。
自分が何を考えているかちゃんと整理しておかないからです。
自分は何を試行錯誤しているのだろうというふうに客観的にみたらいい。
そのためには、自分という殻をちょっとでも破らなければなりません。殻を破ろうと試行錯誤している者が自分だということを認めなくてはならないのです。
何を求めているのだろうと、自分の殻を破るのです。
でも、自分の既成概念、自分の思うものがあるから、なかなか破れないのです。





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