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| よく呼吸法をしてから、座るのが普通の手順。しかし、先生はあるとき、その呼吸か ら一気に瞑想につながる「風を追う呼吸」を教えてくれた。 | |
| 先生 | 息を吐いたとき、その息が風になり、その風を追いかけるように、どこまでも意識は風を追うようにするのです。 |
| H | 自分が風になるのですね。 |
| 先生 | 風になってどこまでも、どこまでも追いかけます。 |
| H | 感覚なんてなくなります。 |
| 先生 | 自分が残るというのは、やはりまだ体に執着しているのです。 だんだん遠くになっていきます。 遠くを見て、自分の状態を作って見ていると、「あれはわたしだ」と解釈するようになります。 それを意識の移行とわたしは言います。 潜在意識から顕在意識に上ってくることです。 自覚して、深い所から引き上げる。 隠された、見えない所のものを顕在化させる。 今の思考を止めることが大切なのです。 今の思考を止めれば、隠されていたものが見えてきます。 みんなは現実を近くに見ようと思って近寄っていく。分析していくのです。 でも、意識のなかでは、それを理解するには遠くに離れていって、全体を見なくては、全体を認識しなくては、答えはでてこないのです。 |
| 本のご紹介のページもご覧下さい 『滝行 − 大自然の中、新しい自分と出会う』 『瞑想から荒行へ − 意識変容をめざして』 |